「東京〜大阪ライドをしたいけど何日かけるのがいいの?」とお悩みでしょうか?
ちょうどいいのは3〜4日かけて走り切ること!
2日以下だとキツくなるし、5日以上だと費用が結構かかります…。
必要な持ち物や事前知識について、2日間での東京〜大阪ライドを2回達成したタマタツが徹底解説するゼ!
この記事の内容は以下のような方が対象です。
この記事を読めば以下がわかります。
東京〜大阪ルートの基本情報
まずは東京〜大阪ルートの基本情報として以下の3点をおさえましょう。
- 距離
- 獲得標高
- 風向き
今回の記事での東京〜大阪は国道1号線の道路元標間と定義しています。
距離
距離は500〜550キロメートルぐらいに収まるはずです。
通るルートによって当然変わるので、大体500キロメートルは超えると覚えておくとよいでしょう。
東京〜大阪ルートは確定されているものではなく、走る方が自由に選択してよいです。
なのでルートの引き方によって数十キロの違いが出てきます。
獲得標高
大体4,000メートルを超えるぐらいで覚えておくとよいです。
獲得標高も引くルートによって変動があるのが理由。
ルートの区切りかたによっては全く登らない日と登りばっかりの日が出たりするので、その点にも注意が必要です。
風向き
日本は偏西風の影響によって西から東に風が吹く日が多いです。
なので大阪→東京は追い風、東京→大阪は向かい風の確率が高くなります。
初めて東京〜大阪ライドをするなら大阪スタートにするのが圧倒的におすすめ!
タマタツは東京スタートしかしたことがなく、実際に苦労した記憶しかないです。(^^;)
日数によって変わること
東京〜大阪ライドはかける日数によって以下が変わります。
- 1日の走行距離
- 持ち物
- 費用
ちょうどいいのは3〜4日で走り切るプランでしょう。
日数を減らせば持ち物と費用は減りますが、1日の走行距離が増えてめっちゃ辛くなります。(^^;)
逆に5日以上かけるとゆっくりと進めますが、日数と費用の消費が大きいです。
トータルの走行距離を550キロメートルと考えて具体的に解説します!
3〜4日
3〜4日かければ1日の走行時間は10時間以下で済むはず!
これなら観光や食事に時間をかけて楽しめると思うゼ!
1日の走行距離
3日なら約183キロメートル、4日なら約140キロメートル走ることになります。
200キロメートル以上のロングライドを数回経験したことがある方なら3日でいける可能性は高いでしょう。
そこまでの経験がない方は4日かけて走るほうが安心です。^^
持ち物
服の荷物が増えそうですが洗濯機がある宿やコインランドリーを使えば2日分もあれば間に合います。
あとは宿泊時に必要な充電器やアメニティなどを準備すればオッケー!
日照時間の長い時季ならヘッドライトはなくてもよさそうですが、念のために持っておいたほうがよいです。
費用
おおよそ30,000〜40,000円かかるでしょう。
宿の値段に依存しますが一泊5,000円前後とした場合、補給や食事を含めると1日で10,000円前後を使うからです。
費用を極力抑えたい方は頑張って走って3日で走り切るのがおすすめ!
2日
2日で完走を目指すと観光などをしている時間はほとんどなく、1日中走るので過酷に…。
1日の走行距離
1日で約275キロメートルを走る必要があります。
3日で走る場合から90キロメートルぐらい一気に増えるのでかなり過酷です…。
走行時間は11時間以上になるのでゆっくり観光や食事をしている時間はほとんどありません。
コンビニでの補給を細かく重ねてどんどん先に進んでいくイメージです。
持ち物
3日以上かける場合とほとんど変わりませんが、1泊だけなので宿での服すら持たなくていい場合も。
宿の備品次第ではあるので、事前に確認してから準備すれば軽量化できます。
日照時間が長い時季でも日没後に走るのはほぼ確実なので、夜間走行の装備は忘れないように。
費用
20,000円以下に抑えられれば上等ではないでしょうか。^^
タマタツは18,000円ほどで完走しました!
1日(キャノンボール)
1日(24時間以内)で東京〜大阪の1号線道路元標を走り切るのはキャノンボールと言います!
キャノンボールを達成するのはとっても厳しいゼ…。
1日の走行距離
言わずもがなですが1日で550キロメートルを走りきります。
想像を絶する距離ですね。(^^;)
「補給は信号待ちの間に。立ち止まるのはトイレのときぐらい。」
というのはよく聞く話です…。
持ち物
宿泊がないので充電器や着替えは不要です。
- 夜間走行のための装備
- サイコンなどを充電するためのモバイルバッテリー
- 補給食
など必要最低限のもので走ることになるでしょう。
費用
補給食になにを選ぶかで多少の増減はありそうですが、数千円で収まるのではないでしょうか。
宿泊と食事が削られることで費用も大幅に削られます!
東京〜大阪ライドに最低限必要なもの
3〜4日かけて東京〜大阪ライドを成功させるためには以下が最低限必要です!
- 事前の計画
- 体力
- バイクパッキング装備
- トラブル対処スキル
- 現金
1つずつ具体的に解説していきます!
事前の計画
ルートを決定するにあたって以下のようなことを考える必要があります。
- 走行距離
- 獲得標高
- 持ち物
- 宿の場所
- トラブルがあったときの退避先
- 天気などなど…
これらの事前の計画はとても大切です。
ルートと区切り方によっては山ばかり走る日や、逆に平坦しか走らない日も出てくるはず。
そんなルートを連日走ることができるか?
加えて走りやすい天気なのか?
もしもの場合に輪行できる鉄道が近くにあるか?
事前に考えられる全てのことを考えて、万全の準備でライドに臨むようにしましょう!
体力
仮に4日かけるとしても140キロメートル以上を走れる走力が必要です。
東京〜大阪ライドは1日走って終わりではないので、連日同じ距離を走れる体力も必要。
連日走るのは後半に疲れが蓄積してきて想像以上に大変です!
2日以上連続して140キロメートル以上を走ったことがない方はまずその練習をするとよいでしょう。
バイクパッキング装備
荷物を運ぶためにフレームバッグやサドルバッグなどのバイクパッキング装備が必要です。
バックパックは身体にかなりの負担がかかるのでおすすめしません。
荷物が少なければフレームバッグかサドルバッグのどちらか1つでよいでしょう。
ただし雨具・輪行袋・服などを入れるとけっこう場所を取るので、両方あったほうが安心です。
バッグの空いたスペースには補給食なども入れられるので便利ですよ!
トラブル対処スキル
メカトラブルが起きたら自分でなんとかできる対処スキルは必須!
各県の中心地なら自転車屋が近いことは多いですが、全体的には以下のエリアのほうが多いです。
- 住宅ばかりの郊外
- The 田舎の山間部
- なにもない峠道
ロードサービスの「50km以内のレッカー移動」効果が発揮できないほどの奥地を走るときもあるでしょう。
そんなときに頑張って街まで出られるぐらいのトラブル対処スキルは持ち合わせておくべきです。
パンク交換キットやポンプは必ず持っていてください!
現金
10,000円ぐらいは現金で持っておくのがおすすめ!
田舎の自販機や食事処は現金しか使えないところが多いのでキャッシュレスのみはリスクが高いです。
使いづらい10,000円札や5,000円札ではなく、1,000円札で持っておくのもポイント。
まとめ
- 東京〜大阪ライドは3〜4日で完走するのがおすすめ!
- 東京〜大阪ルートの基本情報
- 距離は500〜550キロメートルぐらい
- 獲得標高は4,000メートルを超えるぐらい
- 風向きは偏西風の影響で西から東に吹くことが多い
- かける日数によって変わること
- 1日の走行距離
- 持ち物
- 費用
- 全体のバランスを考えたときに3〜4日かけるのが最適解!
- 2日以下で走りきろうとするとかなり辛い
- 5日以上かけると費用がかなりかさむ
- なので3〜4日で走り切るのがちょうどいい
- 東京〜大阪ライドで最低限必要なもの
- 事前の計画
- 体力
- バイクパッキング装備
- トラブル対処スキル
- お金