「XOSS NAVがどんなサイコンなのか知りたい!」というあなた!
タマタツが徹底レビューしてみたゼ!!
この記事は以下のような方が対象です。
この記事を読めば以下のことがわかります。
GARMINやbryton製サイコンの使用経験があるタマタツがXOSS NAVのよさや欠点を解説していきます!
【結論】XOSS NAVは多くを求めなければ充分使えるサイコン!!
XOSS NAVは以下のような方におすすめできるサイコンです。
- コストを抑えつつちゃんとしたサイコンを使いたい初心者
- 自分に必要な機能を理解している中級者
「NAVの同梱物や初期設定方法を知りたい!」という方は以下の開封インプレ記事をご覧ください。
それでは詳細を解説していきます!
XOSSとは
そもそもXOSSは中国の香港にある会社です。
2017年の設立当初はアプリケーション開発をしており、その数年後にXOSSというブランドを立ち上げたようです。
公式のブランドストーリーはこちら。
Amazonでもきちんとストアの登録がされているので怪しい会社ではありません!
Extreme Outdoor Sports Scienceの頭文字をとってXOSSです。
エックスオーエスエス?クロス?
読み方については調べましたがわかりませんでした。笑
NAVの基本スペック
- 価格
6,580円(2024年4月現在) - 寸法
88mm x 55mm x 19mm - 重量
59g - 動作温度
-10 〜 50 ℃ - 防水グレード
IPX7 - 稼働時間
33時間 - バッテリー
リチウム電池 600mAh - 接続方式
Bluetooth5.0 / ANT+
NAVのその他特徴
アプリとのデータ同期と外部共有機能
XOSS専用アプリに走行ログを同期すれば自動的にStravaなどの別アプリに走行ログが共有されます。
最近のサイコンには当たり前のように搭載されている機能ですが、そこをしっかり抑えているのはいいポイントですね!
画面表示のカスタム機能
XOSS専用アプリではNAVの画面表示をカスタムできます。
こちらも最近では一般的な機能ですが一流メーカーに負けないバリエーションの多さが魅力です。
ナビゲーション機能搭載
10,000円を切る低価格なのにNAVは名前どおりナビゲーション機能が搭載されています。
事前にStravaなどでルートを作成してその情報をXOSSアプリ経由でNAVに転送すれば準備完了!
表示は超シンプルなので慣れは必要ですが、あるのとないのとでは全然違うのでとてもありがたいですね!!
USB Type-C端子搭載
地味に嬉しいのが充電端子がUSB Type-Cであること。
最近はほとんどのデバイスでUSB Type-C端子が標準になっているので、ロングライドなどでケーブルの持ち物を減らせます。
XOSS NAVのいいところ
やっぱり安い
2024年5月現在、7,000円を切る圧倒的コスパです!
この価格がXOSS NAVの一番の魅力といっても過言ではありません!
稼働時間が33時間
33時間も稼働してくれるのはとても嬉しいポイントです。
この稼働時間ならブルベをメインに楽しむサイクリストにもおすすめ!
突然停止が起きない
XOSS NAVを使っていて突然停止するトラブルに見舞われたことがありません。
サイコンあるあるとして真夏に熱暴走などで突然停止することってありますよね。
XOSS NAVはカラー表示や具体的すぎるナビなどの付加価値的な機能を削っているため、動作が安定しているのだと考えられます。
重量が軽い
本体サイズの割に重量が軽くて気にならないのもポイント。
サイクリストとしては軽量化は切っても切り離せない課題です。
59グラムという重量は「車重を極力増やしたくない!」というサイクリストの希望を叶えてくれるでしょう。
NAVのイマイチなところ
ラップ機能がない
設定項目にLapsがあるのですが、選択するとComming Soonの文字が…。
ラップ機能がないのはレースイベントに出るタマタツ的にはマイナスポイント。
周回トレーニングでもレースでも1ラップごとの情報はとても大切です。
なのでラップ機能搭載を求める方には残念ながらXOSS NAVはおすすめできません。
ナビ表示がノースアップのみ
XOSS NAVのナビは北を画面の上方向に固定して表示するノースアップしかないです。
進行方向を上方向にするヘディングアップに変更できると使い勝手が上がるのですが…。
慣れればいいのですが、ノースアップだとどのタイミングで曲がるべきかが分かりづらいのが難点です。
本体サイズが大きい
本体サイズがやたらと大きすぎないか?というのは気になったポイントです。
いいポイントで重さが59グラムしかないと書きましたが、本体が大きくて軽すぎると逆に中身のスカスカ感が否めないんですよね。^^;
Xの光る部分なんかは削って直方体のコンパクトな本体にしてほしかったと思います。
ラバーケースをつけるとボタンが押しづらい
本体保護のためのラバーケースが付属していますが、着けて操作するとボタンがかなり押しづらいです。
ボタンの押ししろとクリック感がそもそも少ないため、ラバーケースをつけると押せているかどうかが分かりづらくなるのが原因です。
もう少しボタンのクリック感があればな〜という印象です。
まとめ
- XOSS NAVは以下のような方におすすめ
- コストを抑えつつちゃんとしたサイコンを使いたい初心者
- 自分に必要な機能を理解している中級者
- XOSSは中国の香港にある会社で怪しい会社ではない
- XOSS NAVの特徴
- Stravaなどの別アプリのログ共有可能
- 画面表示のカスタムが多様
- ナビゲーション機能搭載
- USB Type-C端子搭載
- IPX7の防水グレード
- XOSS NAVのいいところ
- 7,000円以下で買える
- 稼働時間は33時間
- 熱暴走などでの停止が起きない
- 重量は59グラムと軽い
- XOSS NAVのイマイチなところ
- ラップ機能がない
- ナビ表示がノースアップのみ
- 本体サイズが大きい
- ラバーケースをつけるとボタンが押しづらい
XOSS NAVは初めてのサイコンにおすすめなので、ぜひ使ってみて!!