「ビワイチは何時間で完走できるんだろう?」と気になったそこのあなた!
ビワイチはだいたい10時間で完走できます!
信号も獲得標高も少なく、高い平均時速を維持しやすいからです。
実際にビワイチをしたタマタツがポイントを解説します!
この記事の内容は以下のような方が対象です。
この記事を読めば以下がわかります。
2023年7月にツール・ドのルートでビワイチをしたヤマタツが得られた情報や感じたことをお伝えしていきます!
ビワイチの基本情報
距離
ビワイチの距離は約196キロメートルです。
上の走行ログで192キロメートルになっているのは序盤にサイコンがフリーズしたり、寄り道をしたことによる影響…。(^^;)
ツール・ドでの表示は196.1キロメートルとなっているのでそちらが正しいはずです。
獲得標高
ビワイチの獲得標高は約680メートルです。
ツール・ドでの表示は933メートルになっていますが、実際はそこまでの獲得はありませんでした。
交通量
ビワイチルートの交通量は全体的に多いです。
上の赤線で囲った部分は「結構車多いんだなぁ」と思うぐらいの交通量がありました。
タマタツは土曜日に走ったのですが、乗用車もトラックも等しいぐらいの割合。
渋滞するレベルではないですが、それなりに交通量のある道路を走ることになると思っていたほうがよいです。
日本初のナショナルサイクルルートのひとつ
ビワイチは日本初のナショナルサイクルルートのうちのひとつです。
ナショナルサイクルルートとは国が定めた基準をクリアして正式に認められたサイクルルート。
詳細は割愛しますがナビラインが引いてあったり定期的に休憩ポイントがあったりする素晴らしいサイクルルートです!
スタート&ゴール地点は大津港
ツール・ドのビワイチルートのスタート&ゴール地点は大津港です。
大津港にはサイクルステーションがあり、レンタルサイクルなどを利用できます。
営業時間が9時〜17時と短めなことには注意が必要!
大津港の最寄り駅は主要鉄道であればJR大津駅です。
京都駅からなら新快速でたったの9分、200円でアクセスできます!
ビワイチをするときのポイント
巡航速度
ビワイチは休憩込みで平均時速19.6キロメートル以上なら10時間でゴールできます。
単純計算ですが距離が196キロメートルあるためです。
ビワイチは信号も登坂区間も少ないので平均時速を高く維持しやすいのがポイント。
よっぽど休憩を長く取らない限り、走行中は時速30キロメートル前後を意識すれば10時間でゴールは実現可能でしょう。
必要な装備
休憩ポイントが多いので特別な装備は必要ないです。
いつも持ち運ぶボトル・ツール缶・ライト類などがあればいいでしょう。
強いていうならスタート地点近くの大津駅まで輪行するための輪行袋が要るぐらいです。
一方でお土産を持ち帰る予定があるならフレームバッグやサドルバッグがあると便利でしょう!
走行レーン
ビワイチは走行レーンが低速コースと上級者コースの2つに分けられています。
- 低速コース
歩道上なので車の怖さはないが、歩行者や対向の自転車には注意が必要 - 上級者コース
車道の左側にナビラインが引かれているので、いつも通り後続車に注意が必要
上記のとおりですが、10時間での完走を目指すなら上級者コースがよいと思います。
それなりのスピードで走ることになり、車道を走ったほうが安全だからです。
分かりづらいところ
ビワイチは終始ナビラインが引かれていますが、ルートが分かりづらいところが2ヶ所あったので紹介しておきます。
大音交差点
ビワイチ唯一の登りが始まるところにある大音交差点です。
1枚目の写真は東からアプローチしていますが、本来は南から県道44号線を通って大音交差点に出ます。
国道303号線を進みたくなりますが県道514号線を進むのが正解。
国道303号線でも行けないことはなかったと思います。
ただし県道514号線を登っていくことによって絶景ポイントに出られるので間違えないように!
北小松大物線の交差点
北小松大物線の交差点はそのまま国道161号線に直進しそうになりました。(^^;)
ここは県道307号線へ進むのが正しいルートです。
こちらも国道161号線を直進しても行けないことはないと思います。
ただし、県道307号線へ進むことによって信号も車の往来もほとんどない道を走れて快適です!
終盤の信号峠
蓬莱駅を越えた辺りからゴールの大津港までは最後の信号峠区間です。
距離としては20キロメートルないぐらいだったはず。
このビワイチ終盤の信号峠は嫌われているポイントですが、個人的にはそこまで気になりませんでした。
終盤で疲れていて信号によるストップがありがたかったからかもしれません。(^^;)
ビワイチでおすすめの立ち寄りスポット
最後にタマタツがビワイチで立ち寄ってよかったスポットを大紹介!
10時間での完走は目指しつつ、ぜひ観光も楽しんでください。
ツール・ドのルートのチェックポイントに含まれない場所もあるので要チェックです!!
ラ コリーナ近江八幡
ラ コリーナ近江八幡は近江で有名なたねやとクラブハリエのフラッグシップ店を含む複合施設です。
ツール・ドのルートでは3番目のチェックポイントに設定されています。
ジブリに出てきそうな見た目の建物がとても印象的!
内装はアーティスティックで透明感があって過ごしやすくなっています。
クラブハリエのバームソフトを頂きましたがとても美味しかったです!
バームソフトはジャージー牛乳ソフトにバームサブレが添えられた商品。
ぜひ食べてみてください!
黒壁スクエア
黒壁スクエアはおしゃれなお店がたくさん並んだ商店街のようなエリアです。
江戸時代から明治時代の古建築がそのまま活かされています。
ツール・ドのルートでは4番目のチェックポイントです。
黒壁スクエアは風情があって1日中楽しめそうなのに、観光客が少なめなのがおすすめポイント!
「人が多い京都に行くぐらいならこっちでいいやん」って率直に思ってしまいました。笑
つるやパン木之本本店
つるやパン木之本本店はサラダパンでとても有名なパン屋です。
長浜市の木之本駅近くにあります。
ツール・ドのチェックポイントにはなっていないので、少しルートを外れて行く必要がありますが行く価値ありです!
サラダパンはたくあんのマヨネーズ和えをコッペパンに挟んだ商品です。
「美味しいの?」と思われるかもしれませんがめちゃくちゃ美味しいので是非食べていただきたい!
一緒に買った魚肉ソーセージサンドやハムカツチョコサンドも美味しかったです!
実は先に紹介した黒壁スクエアの近くにはつるやパンまるい食パン専門店があります。
サンド系がメインの店舗ですが、どうやらサラダパンも買えそうです。
まるい食パン専門店はツール・ドのルート上にあるので、余計な距離を走らずに楽しめます!
次回ビワイチをする機会があったら寄ってみようと思いました。
メタセコイヤ並木
メタセコイヤ並木は写真のとおりの絶景スポットです。
琵琶湖沿いから少し外れますが絶対に通る価値のある場所!
ツール・ドのルートでは6番目のチェックポイントに設定されています。
夏は新緑がきれいなうえに、メタセコイヤによる木陰でけっこう涼しいです。
近くにはおしゃれなカフェもあるので、ここでゆっくり休憩するのもありでしょう!
淡海堂(おうみどう)
淡海堂(おうみどう)は創業200年以上のスイーツとビネガーのお店です。
ロールケーキ・シュークリーム・プリン・ソフトクリームなどが売られています。
ツール・ドのルートでは7番目のチェックポイントです。
2卓だけではありますがイートインスペースがあります!
ビワイチ後半戦でちょうど疲れてくるところにあるお店なので、ゆっくり休憩してみてはいかがでしょうか。
お土産に最適なビネガー類もたくさんあるので是非チェックしてみてください。
白鬚神社(しらひげじんじゃ)
白鬚神社(しらひげじんじゃ)は国道161号線を挟んで立つ鳥居が特徴的な神社。
延命長寿・長生きの神様として知られているようです。
ツール・ドのチェックポイントではないですが、ルート上にあるのでぜひ参拝してみてください。
車通りが多いですが、車が見切れるタイミングを狙ってシャッターを切るといい感じの写真に!
鳥居の左手に展望台があるので、湖中の鳥居を撮るのであれば展望台を使うのもおすすめです。
まとめ
- ビワイチは10時間で完走できる!
- ビワイチの基本情報
- 距離は約196キロメートル
- 獲得標高は約680メートル
- 交通量はちょっと多いかなあという感じ
- 日本初のナショナルサイクルルートのひとつ
- スタート&ゴール地点は大津港
- ビワイチをするときのポイント
- 巡航速度は時速30キロメートル前後を意識すれば10時間完走は可能
- お土産を持ち帰りたいならバイクパッキング装備があると便利
- 走行レーンは上級者コースがおすすめ
- たまに曲がるところが分かりづらいので要注意
- 終盤の信号峠はそこまで気にならない
- ビワイチでおすすめの立ち寄りスポット
- ラ コリーナ近江八幡
- 黒壁スクエア
- つるやパン木之本本店
- メタセコイヤ並木
- 淡海堂(おうみどう)
- 白鬚神社(しらひげじんじゃ)